書庫
2020年・2021年の通常国会にて個人情報保護法の改正されました。 2020年改正は、OECDの定める原則に基づき、現行法からGDPRなどの海外の法令に近づける改正になりました。 改正直後から様々な書籍が出版されてきましたが、2021年春ごろから政令・ガイドライ…
東京府中市に住んで通算15年になりますが、コロナで街歩きをする機会が多くなりました。 府中市内で様々な発見をしていますが、「府中まちあるきイラストガイドブック」が出版されましたので、さっそく購入してみました。 【書籍名】 「府中まちあるきイラス…
情報通信産業では、プラットフォームビジネスやSaaSビジネスが流行りになっており毎日のように新たなプラットフォームが生まれて死んでいきます。 過去に複数のプラットフォームビジネス(特定業界では著名なサービス)の立ち上げに法務としてかかわってきま…
新型コロナウィルスの影響で在宅勤務も増え、ドタバタしていましたが秋ぐらいからぼちぼち読書を再開していますのでブログでも書庫を再開していこうと思います。 M&Aや ベンチャー投資などに関わっていると時々外為法の対内直接投資・資本取引に関する手続…
2020年の通常国会にて個人情報保護法の改正されました。 OECDの定める原則に基づき、現行法からGDPRなどの海外の法令に近づける改正になる見通しです(処理方法の明示や削除要件の緩和などは予定されています)。 改正直後は様々な書籍が出版されるはずです…
新型コロナに伴う在宅勤務などでドタバタしている間に8月になりました。 在宅勤務で通勤時間が無くなり、ブログを更新する時間が増えるかと思いながらも、自宅にいるからこそブログを書かないということになっていました。 引き続きゆっくりと更新していき…
いつも行く大型書店で偶然にもデザインのコーナーを通りかかったところ天気の子の表紙が目につきました。 アニメのCG制作に関わる方向けの月刊紙の別冊として「アニメCGの現場」という本があるようです。 3DCG&映像制作の専門誌『CGWORLD』に掲載されたアニ…
天気の子が公開されて2週間が経過しましたが、この間に既に劇場で3回鑑賞しましたが雑誌もビジュアルを見てから購入しています。 それぞれ特典があったりしますが雑誌のため販売する期間が短く購入機会が限られますが備忘録として掲載しておきます。 ①anan 2…
法務部門では、契約審査のスキルも当然必要ですが社内の調整するというスキルが必要になります。 法務部門の契約審査業務が品質の均質化のためにチェックリスト化されている場合(大きな法務部門の場合がほとんど)を除き、修正・交渉について事業側に理解が…
弘文堂から新人若手弁護士向けに実務の技法シリーズというシリーズを始めました。 OJTが不足する若手弁護士向けとのことですが、一人法務や法務担当への教育制度のない会社もあるはずで、法務担当者が会社法について学ぶ機会が限られるので参考になればと購…
たまたま複数の子会社(事業は何もやっていない)の解散手続きを行うことがあり、勉強しようと思って購入したのがこちらの書籍になります。 読んでわかったのは、整理。清算。再生手続とはあるものの主に事業承継をターゲットにしている書籍になりますので、…
インターネット関連の会社に転職する際に、前職とは業種が異なることからとりあえず利用規約について勉強しようと購入したのが良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方になります。 このたび6年の期間を経て改訂されましたので、初心に戻って拝読さ…
民法改正まで1年を切りましたが、相変わらず民法改正と契約書に関する書籍の出版が相次いでいます。 既に何冊も民法改正関連の書籍を購入していますが、飽きることなく購入の上で拝読させていただきました。 【書評】 「法務担当者のための契約ハンドブック …
中小企業のM&Aを年間約500件前後取り扱う日本M&Aセンターに所属する税理士・公認会計士が同社の知見をもとにM&Aシリーズの応用編として本書を出版しています。 事業承継に関する相談も増えつつあり、主要なプレーヤーである日本M&Aセンターの考えるM&Aの手法…
2019年4月に働き方改革法が施行されましたが 【書評】 本書は、Q&A形式で最近話題になっている次の領域について横断的に解説しています。 近時の労働問題 労務に伴う税務 M&Aに絡む労務問題 IPOに絡む労務問題 個人情報保護法と労務問題 危機管理に絡む労務…
以前は知的財産といっても商標とコンテンツ(著作権)ぐらいでしたので、中小企業やベンチャー企業のM&Aのデューデリジェンスではあまり優先順位が高くなかったと思います。 ただ最近では知的財産権の保護のために、早期から特許などに取り組むベンチャーも…
最近は投資事業やガバナンス関連の仕事が多いため、事業関連の法律相談はあまり縁がないのですが、広く網羅的に最新の課題をアップデートできればと本書を拝読してみました。 【書評】 書名のとおりインターネットの法的論点についてQ&A形式で解説を行って…
旧商法から株式会社に関する部分が切り出されて会社法が制定されたときに、組織再編時の対価の柔軟性向上があげられていました。 ただ、実際にM&Aになると現金を支払うことが多いので、株式を対価にすることはほとんどありません。株式対価といっても株式交…
データ戦略の重要性が叫ばれるなかで、法務分野でもデータに関する相談が増えていますが、この領域は様々な法律に規定されているためこの書籍というものがありませんでした。 今回、AIの法律と論点やIoT・AIの法律と戦略〔第2版〕の筆者である福岡先生がデー…
12月に出版された際に気にはなっていましたがビジネスロージャーナルで、M&Aの契約実務(第2版)の上級編取り上げられておりましたので購入してみました。 ※ 本書は論究ジュリストでの連載をまとめて一部加筆したものですが、東京大学の藤田先生と複数の実務家…
コーポレートガバナンスコードの改定により、独立社外取締役の重要性と任意の指名・報酬委員会設置が要請されています。 指名委員会等設置会社・監査等委員会設置会社は法定されているので最低限の知識は会社法の条文・書籍を読めば得ることができます。 他…
ブランド名や商品名などで利用されている商標ですが、商標法の基本書といえる本があまりなく、文系でも活躍ができる分野にもかかわらず法務担当者からすれば知っているようで知らない分野でした。 また、書籍としては新商標教室が定評がありますが改訂がされ…
ツイッターなどのSNS上に不適切な動画を投稿するというのは2015年ころからありましたが、2019年に入ってからもくら寿司、セブンイレブンなどと収まることがありません。 そんなタイムリーな時期に「SNS公式アカウント運営者のため」と銘打って企業がSNSに向…
○○×テクノロジーというのが流行っておりFinTechについては既に盛んに議論されています。 人事領域についてのテクノロジーについても取り上げられる機会が増えましたが、職業安定法が2017年に一部改正されたほかは雇用分野ということで議論が進まないHRTech関…
年末年始に懲戒処分の実務必携Q&A―トラブルを防ぐ有効・適正な処分指針─に加えて、「現代型問題社員対策の手引」の改訂版も出版されていましたので、こちらについても合わせて購入の上で拝読いたしました。 【書評】 どの会社でも共通して社員に問題が発…
企業法務を担当していると人事から受ける相談に懲戒処分(そもそも処分に値しないものもありますが)の可否というものがあります。 中小企業だと社長の専権でえいやっとやることも多いのでしょうが、一定の規模になってくると慎重にただ処分はしたいという事…
相続法が改正され本年から段階的に施行されていきます。 相続法が改正されるから概要を勉強しようと思いましたが、そもそも実務を全く知らない(一般的な相談も受けたことがない)ので、こちらの本を購入して拝読させていただきました。 【書評】 「相続道の…
日本労働弁護団に所属し残業代計算ソフト「給与第一」の開発者でもある筆者が、労働基準法第37条について解説するという前評判なので購入して拝読してみました。 残業代請求の理論と実務 作者: 渡辺輝人 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2018/12/01 メディ…
昨年は海外への出張機会があるなど海外案件への関与が増えてきました。 もともと現職が採用時に英語能力をMustにしていなかったので、海外案件が生じる都度何とかしてましたが、今後のことを考えると今年の一つのテーマになります。 そこで、昨年購入した本…
2019年はもう少し広い分野で勉強してみようと思い、学生時代に授業で勉強しただけの租税法の書籍を購入しました。 租税法は、法律の解釈論であるにもかかわらず、要件部分が分かりにくく食わず嫌いのようなところがありました。結果的に理解できたとは言い切…