労働法
2019年4月に働き方改革法が施行されましたが 【書評】 本書は、Q&A形式で最近話題になっている次の領域について横断的に解説しています。 近時の労働問題 労務に伴う税務 M&Aに絡む労務問題 IPOに絡む労務問題 個人情報保護法と労務問題 危機管理に絡む労務…
年末年始に懲戒処分の実務必携Q&A―トラブルを防ぐ有効・適正な処分指針─に加えて、「現代型問題社員対策の手引」の改訂版も出版されていましたので、こちらについても合わせて購入の上で拝読いたしました。 【書評】 どの会社でも共通して社員に問題が発…
企業法務を担当していると人事から受ける相談に懲戒処分(そもそも処分に値しないものもありますが)の可否というものがあります。 中小企業だと社長の専権でえいやっとやることも多いのでしょうが、一定の規模になってくると慎重にただ処分はしたいという事…
日本労働弁護団に所属し残業代計算ソフト「給与第一」の開発者でもある筆者が、労働基準法第37条について解説するという前評判なので購入して拝読してみました。 残業代請求の理論と実務 作者: 渡辺輝人 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2018/12/01 メディ…
2019年4月1日から働き方改革関連法案のうち労働時間規制などがスタートします(中小企業については2020年4月1日)。 改正法の理論的な部分については菅野先生の労働法が改訂されるのを待っているところではありますが、現在動いている議論を広く抑えている本…
人事労務においては、その多くが労働基準法その他の法律と関連してきますがこれまで法務部門が関与してくることが少なく人事部門が対応して炎上すると法律事務所に相談するというパターンが多かったように思います。 最近は、コンプライアンスの中で労務問題…
電通での女性従業員の自殺以降、長時間労働に対しては世の中で厳しい視線が向けられているほか、来年4月には改正労働基準法か施行され労働時間に法定の上限が設定されることになります。 労働時間規制とはいっても法律ごとに少しづつ概念が異なることから意…
最近は人事領域でもクラウドサービスが導入されていますが、人事情報の大部分が個人情報であるにもかかわらず、意外とこの分野に焦点を当てた書籍がありませんでした。 今回、偶然ながらHRテクノロジーに関して労働法・個人情報保護法を取り上げている書籍を…
以前、内部通報窓口の担当者をやっていましたがパワハラ・セクハラの相談が寄せられることが結構ありました。 当時はパワハラ・セクハラの相談→調査→解決(処分・異動など)についてそれぞれのフェーズで頭を悩ませておりましたが、今後のことを考えて1冊読…
労働契約法の改正によって期限の定めのある雇用契約の方の無期転換制度が定められています。 法律の施行から、実際の無期転換までに時間があったかので関心も薄れていましたが2018年4月1日以降通算で5年を超える有期雇用の方が生じることになりました(いわ…
多くの事業所で派遣労働者を受け入れていますし、労働者派遣法事業の許可を受けているものの事業としては実質的に行っていないことから意外と条文すら読んだことがない労務・法務の担当者が多いのではないでしょうか。 私も労働者派遣法については、知ってい…
ゴールデンウィークに突入しましたのでこれまで買い溜めた本を読んでいます。(買いたい本があるのでさらに買ってしまうかもしれませんが)昨日は、メンタルヘルス問題がある従業員への対応が日々問題になっていることから「最新判例から学ぶメンタルヘルス問…