別のブログで一口馬主の収支を細々と公開しようとしていましたが面倒になったのでこちらに統合することにしました。
2022年10月10日に開催された京都大賞典(G2)でヴェラアズールが重賞初制覇を果たしました。私個人としても一口馬主に参加してはじめての重賞勝ちになりました。
キャロットクラブから2022年11月に月次分配がありましたので、参考になるように記録を残しておきたいと思います。
2022年に実施した京都大賞典の賞金は次の通りになります。
本賞金 67,000,000円
付加賞 980,000円
特別出走手当 523,000円
内国産所有奨励賞 2,500,000円
賞金合計 71,003,000円
京都大賞典の賞品(金杯)の売却代金 1,538,993円
税金と進上金等を控除して、実際に月次分配金で支払われるのは約4570万円ですので1口当たり11万円程度になります。
実際にはこの金額から各種税金を控除されて月次分配金としては75,387円が支払われてきます。
※ JRA・地方競馬源泉税・クラブ法人源泉税は年次分配対象のため、翌年4月に35,827円が入金されます。
ヴェラアズールは一口4万円(募集総額1,600万円)とキャロットクラブの募集馬の中では安いため、京都大賞典の勝ち星だけで大きく収支がプラスになります。
ただ、逆に考えると古馬G2を勝っても10万円程度(400口の場合)にしかならないので勝利する難易度を考えると高額馬は割が合わないといわざるを得ません。
一口馬主も過熱気味で募集馬の金額が高騰していますが、募集金額が高くなればなるほど収支が合わない馬が増えてくるため、夢と現実(収支)のはざまで悩むことが増えそうです。
私個人としては愛馬を楽しく応援できることはプライスレスだと思っていますが、ブームに乗って参加した方々が数年たって冷静になった時に続けられる趣味であってほしいと思います。