RKの備忘録

ITベンチャーで特命業務を担当しています。日々の生活や趣味・読書(主に法律関係)などについて適当に発信していきます。

【旅行】北海道の旅⑦~旧国鉄広尾線幸福駅(幸福鉄道公園)に行きました。

スポンサードリンク

前回までは北海道旅行は夏の札幌・小樽・富良野でしたが、GO TOキャンペーンを利用して紅葉をみがてら十勝・帯広へ行ってきました。

 

そのため、何回かに分けて十勝帯広編で回った観光地をご紹介させていただきます。

帯広旅行は羽田空港から帯広空港への直行便で行き、レンタカーを様々なところを回りました。

帯広空港から近い観光地である旧国鉄広尾線幸福駅・幸福鉄道公園に行きました。

 

旧国鉄広尾線幸福駅・幸福鉄道公園

 住所  :北海道帯広市幸福町東1線161

 アクセス:JR帯広駅から車で30分、帯広空港から車で10分

 

「愛国から幸福へ」ということで知られている幸福駅ですが、1973年3月、NHKの紀行番組「新日本紀行」において『幸福への旅~帯広~』で知られるようになりました。

同じ広尾線に愛国駅(隣駅ではない)があることから、「愛国→幸福」という切符で有名になりましたが、1987年に廃線になり現在は当時の様子を観光公園として伝えています。

 

幸福交通公園(旧国鉄広尾線幸福駅跡)への入口

f:id:RKFN:20201205214751j:plain

幸福駅の歴史とともに広尾線の歴史・北海道開拓の大変さを感じることが出来ます。

 

(駅舎)

f:id:RKFN:20201206183755j:plain

f:id:RKFN:20201205214839j:plain

2013年に幸福駅が使われていた駅舎(待合室)を木造で立て直しています。

周りには幸福を願う人たちのカードが貼られています。

 

(幸福の鐘)

f:id:RKFN:20201205214920j:plain

駅舎を抜け線路に向かう途中に幸福の鐘があります。ハロウィンということで回りにカボチャが飾ってありました。

せっかくなので幸福の鐘は鳴らしておきました。

 

(線路跡・ホーム跡)

f:id:RKFN:20201205215006j:plain

幸福の鐘を抜けるとプラットフォームが残っています。

プラットホームへの乗降口のみ木板スロープを新設されていますが、それ以外は廃線当時のまま保存されています。

旧広尾線のディーゼル車が今も保存されており、新型コロナウィルス対応で入ることが出来ませんでしたが、何もなければ車両内に入って休憩することが出来ます。

f:id:RKFN:20201205215054j:plain

ディーゼル車と広がる空と遠くの木の色合いのコントラストがキレイです。

写真撮影が好きな方であれば、結構良い写真が撮れるのではないかと思います。

 

(公園側からホーム跡)

f:id:RKFN:20201205215131j:plain

ディーゼル車は2台置かれています。

手前側にはメモリアルプレートなどが展示されていますが入ることはできませんでした。

見てわかるとおり周りには何もありません。駅がなくなったからではなくもともと何もなかったようです。

 

f:id:RKFN:20201205215208j:plain

旧広尾線のホームの駅名表示が再現されています。

「愛国から幸福へ」というものの隣の駅は大正と中札内になります。愛国駅は大正駅のもう一駅帯広寄りになります。

ここは写真スポットなので多くの人が記念撮影をしていました。

 

(売店)

f:id:RKFN:20201205215246j:plain

f:id:RKFN:20201205215330j:plain

売店が2点あります。

営業時間は7:00~18:00ですが、冬季は変更になることがあります。

なお、幸福駅のホームページには幸福おじさんの店と紹介されていますが、既に別の人に代わっています(HPが最近更新されていないので)。

 

ここでのお土産は愛国から幸福行きの切符になります。

この切符は旧国鉄からの許可を得て旧国鉄(現JR北海道)が利用していた切符と同じ材質になります。

日付を入れる器具についても旧国鉄時代から使われているもので、生まれた日や記念日などから入れることが可能です。

 

(売店の前の写真撮影ポイント)

f:id:RKFN:20201206183909j:plain

 

幸福駅については、自宅に切符があり祖父が訪問したことがあるようだったので、一度行ってみたかった場所です。

帯広空港には近いものの郊外のため誰もいないのではないかなと思ったのですが、大学生ぐらいの女性がSNSに投稿するための写真を撮影していたりと幅広い年齢層の訪問者がいました。

何度も訪問することはない場所かもしれませんが、帯広空港経由で十勝に行くのであれば空港に戻る前に一度寄っても良いと思います。