2020年10月中旬に北海道の紅葉をみるために十勝帯広にいきました。
十勝といえば、フードバレーと呼ばれているように牧場(主に牛さん)と農作物の畑になりますので、レンタカーで広大な大地を感じながら、郊外の2か所を訪問してきました。
まずは十勝のガイドブックには必ず乗っている帯広市の北にある音更町にある「独立行政法人家畜改良センター 十勝牧場」の白樺並木を観に行きました。
独立行政法人家畜改良センター 十勝牧場
住所 :北海道河東郡音更町駒場並木8-1
アクセス:帯広駅からレンタカーで40分程度。帯広空港からは一般道のみで1時間30分ぐらい(国道241号を利用する場合は柏林台からのバイパス側を使ったほうが早い)
十勝牧場は、観光牧場ではないためおみやげ・乳製品等の販売は行っていませんが、テレビドラマなどで利用される白樺並木や展望台などが無料で開放されています。
(白樺並木)
展望台もありましたが、この日は白樺並木で写真撮影をしました。
連続テレビ小説「なつそら」の舞台が十勝帯広ですが、こんな景色が出てきたのでしょうか(私自身は観ていない)。
白樺並木の入り口付近に駐車スペースがあるので、私たち以外に何組かがそこに駐車して写真撮影をしていました。
十勝牧場からナイタイテラスまでは車で40分程度かかりますが、本州では背が高くならないナナカマドが赤い実をつけている様子や広がる牧場の光景が北海道の広大さを感じさせてくれました。
ナイタイテラス
住所 :北海道河東郡上士幌町字上音更128-5
営業期間 :4月29日~11月1日
ゲート開放時間:7:00~18:00(6月-9月 7:00~19:00)
ナイタイテラス営業時間:9:00~17:00
ナイタイテラスは、ナイタイ高原牧場のドライビングロードに2019年6月にオープンしたばかりの展望施設になります。
ナイタイ高原牧場(約1700haの広さをもつ日本一広い公共牧場)は1972年に完成しており、ナイタイ高原牧場内では町内外から預かった牛(約2,000頭)が放牧されています。
ドライビングロードは、入口ゲートから標高800mまでの約7kmの道は途中で車を止めて写真を撮影することもできますし、この道路自体が観光スポットです。
(建物入口)
山のふもとを利用した牧場の高台にお洒落な雰囲気の建物としてナイタイテラスが建てられています。
(販売スペース)
ナイタイテラスは、展望カフェ・お土産販売スペースがあります。
上士幌町の名産品であるナイタイ和牛を使った商品やミルクジャム、はちみつなどが販売されています。
上士幌でお土産を買うとすると道の駅とナイタイテラスぐらいなので、まとめてお土産を見れる場所は貴重かもしれません。
(カフェの飲食スペース)
展望カフェではソフトクリーム(しろ・くろ・牛と味のネーミングが秀逸)やナイタイブレンドコーヒーのほか、ナイタイ和牛を使ったハンバーガーなどがあります。
この日は、GOTOキャンペーンをやっていることもあってか人はいましたが到着時間が16時ころでしたのでカフェ自体はソフトクリーム・ドリンクのみの販売でした。
訪問した時は現金で食券を購入する方式でしたのでクレジットカードなどのキャッシュレス決済は使えませんでした。
(ナイタイテラスからの眺め)
展望カフェからナイタイ高原牧場を眺めることが出来ます。
時期的に牧草を既に刈り込んでいることと夕方のため、牛さんはいませんでしたが広大な大地をソフトクリームとともに眺めることが出来ました。
ナイタイ高原牧場のゲート入口反対に牛がまとめられていたので、ちょうど牛の帰宅ラッシュの時間だったのかもしれません。
(展望台からのパノラマ写真)
外にも展望スポットがあるのですが雪がぱらつく寒さでした。
高台にあるので地球が丸いことが確認できます。
札幌に旅行で出かけたときに偶然ナイタイ高原牧場をしり訪れることにしましたが、決してメジャーな観光地ではありません。
ただ、北海道の広大さを確認できるという意味では、富良野や美瑛などとは違った楽しみがあり、また別の季節に行ってみたいなぁと思いました。