RKの備忘録

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【旅行】北海道の旅58~北海道で一度は訪れたい絶景「日本一サンゴ草群生地(卯原内サンゴ草群落地)」

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以前にYouTubeで北海道の絶景特集の動画で日本一サンゴ草群生地が出ていましたが、これまで聞いたことがない名所でした。

 

今回、網走・知床を訪問するにあたり、偶然にも日本一サンゴ草群生地(卯原内サンゴ草群落地)が近かったため訪問してきました。

 

日本一サンゴ草群生地(卯原内サンゴ草群落地)

住所  :北海道網走市卯原内60−3

アクセス:網走駅から車で20分程度。国道239号で網走湖北側を超えて能取湖畔が見えてきてすぐ。入口は分かりにくいですが川を渡ったところを右折します。

 

訪問時の注意点

  • サンゴ草は9月中旬から10月が見頃なのでそれ以前の時期は緑色でサンゴのようには見えません。
  • 能取湖はオホーツク海に面しており潮の満ち引きがあります。満潮時にはサンゴ草が十分見えない可能性があります。
  • 卯原内サンゴ草群落地に営業時間はありませんが、おススメは朝とのことなので早朝に行くのが良いです。

 

さんご草とは?

ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどの寒帯地域に広範囲に分布するアカザ科に属する一年性草本。塩分を含んだ汽水湖の海岸に茂る塩生植物で、日本では明治24年に厚岸湖で発見され、アッケシソウと命名されました
道東の野付半島、温根沼、風蓮湖、濤沸湖、能取湖、サロマ湖、コムケ湖などに生育しています。

9月中旬から10月にかけてサンゴのように赤く変わることからサンゴ草と呼ばれています。

 

サンゴ草は能取湖内に複数の群生地がありますが、卯原内サンゴ草群落地はトイレや木道が整備されている唯一の場所になります。

 

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1991年、能取湖全体におけるサンゴ草の群生が日本一(第二位は隣にあるサロマ湖)であることから「サンゴ草まつり」に合わせては「日本一サンゴ草群生地」を宣言したものになります。


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サンゴ草に関する説明とともに1985年に現上皇・后が訪問されたことが記されています。

 

卯原内サンゴ草群落地では、駐車場からすぐの場所にサンゴ草が生えており、木道で能取湖内へ行くことができるので湿地帯ですがぬかるむことはありません。


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木道を歩きながらサンゴ草と能取湖を撮影しました。

訪問したのが9月中旬のシルバーウィークでしたが、ほぼ赤色に色づいておりサンゴの群生のように見えます。

サンゴ草が赤くなるのは9月中旬から10月なのでそれ以前に訪れた場合には緑色(Youtubeは緑色でした)ですが、赤く色づいていないとサンゴ草とは何だろうという印象になると思います。

 

木道の先でパノラマ写真を撮影してみましたのでおまけにつけておきます。
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(能取湖畔から)
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能取湖とサンゴ草のコントラストは、季節限定の絶景になります。

滞在時間が短いのでこれだけのためにシルバーウィークに行くことはなかなか難しいのですが、次回ご紹介する天に続く道と合わせてこの時期にしか経験できない道東旅行に行く価値はあると思います。