ベンチャー企業支援を行なっているAZX総合法律事務所からベンチャー企業で起きる法務全般の相談内容をまとめた書籍が出版されました。
会社設立からサービス、資金調達、資本政策などベンチャー企業の初期に考えておいた方が良いことが多く経営者や法務を専門としない管理系の方向けの内容です。
特徴的な記載は資金調達に関する解説部分です。
日常見かけない規定についてその意味だけならずベンチャーキャピタルの支援も行なっている法律事務所としてベンチャーキャピタル目線での意味を解説しています。
ベンチャー企業の設立時点でベンチャーキャピタルの関係者から契約についてアドバイスをいただける方はいないと思いますのでこの部分については資金調達を考える方々は読む価値があります。
私も資金調達を現職で行う前にあればよかったなぁと思える本ですので、是非その部分を読んでみてください。