RKの備忘録

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【書庫】IoT・AIの法律と戦略(商事法務)

IoT(Internet of Things)に関するまとまった本を探していたところ評判がよさそうだったので購入してみました。

 

『IoT・AIの法律と戦略』と銘打っていますが大きくは

  1. IoT・AIの仕組みと法律の概要
  2. IoT・AIの法律各論

に分かれていますが、いずれも一冊の本が書けるだけの内容だけにコンパクトにまとまっている印象を受けました。

 

本書の特徴として

  1. 現行法をベースにどのように解釈できるのかを明示する(政策論には踏み込まない)
  2. 現行法の要件(条文・判例上)を必ず明示し、事実(概念)・要件解釈・あてはめという思考過程を行う

 という形がとられています。

 そのため、既に法律を学んだ者からすれば読みやすく理解がしやすい本になっています。また、図表も多いので初めて法律を学ぶ人でも十分理解することができるはずです。

 

IoT・AIの法律各論では、①パーソナルデータ②ビックデータ③AI④自動運転⑤ドローンなどのIoTの議論で必ず出てくる内容を取り上げています。 

 

そのうち、パーソナルデータ・ビックデータの記述が半分ぐらいを占めています。

パーソナルデータ・ビックデータに関する書籍はほかにもあります。

ただ、IoTに限定して必要な部分という意味では個人情報保護法に関する書籍よりも事例をもとに精緻な論述を行っており、この部分だけでも読む価値が高いなぁと思いました。

 

その他電気通信事業法に関する説明やドローンに関する説明などコンパクトにまとまっているので、ガイドラインを読む前にまずはここからスタートしても良いのかもしれません。

 

今後、この領域の入門書的な立ち位置になっていく書籍なのかもしれないですね。

IoT・AIの法律と戦略

IoT・AIの法律と戦略

 

 

【書庫】ビジネスロージャーナル2017年10月号(レクシスネクシス)

遅くなりましたが、ビジネスロージャーナル2017年10月号を読み終えました。
完全に1ヶ月遅れています...

10月号の特集は
誹謗中傷・炎上への対応への実務
でした。

最近では2チャンネルやその他の掲示板、ブログ記事や口コミサイトと企業の評価やサービスの評価について様々なところで発信がなされています。

利用者の意見として真摯に受け止めるべき点もありますが、事実誤認の内容も多々含まれています。

特集では、誹謗中傷への対応策について法的な根拠と手続きを取り上げています。
ここまでなら最近は取扱う書籍も増えてきましたが、ビジネスロージャーナルは削除請求や発信者情報開示を受ける企業の担当者の視点を取り上げています。

そのなかで
・事実かどうかについて判断できるだけの材料を多く与える
・法的根拠を明確にする
という点は削除を依頼する側としてよく意識しておかないとなぁと思いました。

過去に事実に基づかないまとめ記事が作成されたことがありました。
この時は掲載部分と相違する画面キャプチャ10枚を送ったことがあり、やり過ぎかと思ってましたが正しかったようです。

10月号から法務部門における品質確保・向上の方法論の連載が始まりました。
業務の標準化がなかなか難しいですが、業務フローの整理という点は品質向上というよりも効率性の観点から必要なので将来に向けて準備していきたいと思います。

次号以降も楽しみな連載になります。

定期購読がちょうど終わるのですがビジネスロージャーナルって値上げされてたんです。

Business Law Journal(ビジネスロージャーナル) 2017年 10 月号 [雑誌]

Business Law Journal(ビジネスロージャーナル) 2017年 10 月号 [雑誌]