RKの備忘録

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【旅行】北海道の旅㊿~ラベンダー畑を訪ねて その2日本唯一のラベンダーオイル蒸留工場のある「ファーム富田」

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富良野のラベンダー畑を訪ねる旅の第2回目は、1958年からラベンダーを栽培し続け、一時期は日本唯一のラベンダーを栽培を行っていた「ファーム富田」になります。

 

第1回「なかふらのフラワーパーク・北星山ラベンダー園」の様子はこちらから

 

ファーム富田

住所  :北海道空知郡中富良野町基線北15号

アクセス:JR中富良野駅から徒歩25分

※ ファーム富田は無料駐車場が多数ありますがラベンダーシーズンは大混雑します。

  コロナ禍で観光客が少ないにもかかわらず海の日付近では30分程度待ち時間が発生しました。コロナ禍が明けた後は、朝一で駐車場に入れる時間をファーム富田前で待つのが一番並ぶ時間が少ないようです。

 

 ファーム富田は、1958年にラベンダー栽培を開始後、1972年のラベンダーオイル価格下落に伴い周辺の農家が栽培を中止したのちも継続し続け、ポプリや香水などを加工品を販売することでラベンダーを通じた商業と観光を継続している数少ない事業者になります。

 

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駐車場がトラディショナルラベンダー畑側でしたので、一番最初にトラディショナルラベンダーの畑の山肌を登って行きます。

 

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旧国鉄のポスターで有名になったのはこの構図での写真になります。

十勝岳連邦がかすかに見えるだけなのが残念ですが、田園風景とラベンダー畑が映えます。早咲きのトラディショナルラベンダーは海の日ぐらいの訪問だと既に見頃を過ぎている印象です。

 ※ ファーム富田のラベンダーは産業用のためラベンダー畑に立ち入ることはできませんので十分注意してください。


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その隣の森のラベンダー畑に行きました。

こちらは品種が手前が「おかむらさき」、奥が「濃紫早咲」になりますがトラディショナルラベンダーと比べるとこちらは見頃な感じです。


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観光の拠点である「花人の舎」から右手にある「倖の畑」になります。

こちらはファーム富田で栽培されている全ての品種のラベンダーが栽培されています。
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こちらは品種ごとにピークが異なるため手前はまだらですが奥側(倖の舎)があるエリアは満開でした。

 

花人の舎は物販スペースになっていますが、2階はファーム富田の歴史とラベンダーオイルの生成過程を学ぶことができます。

また、天井にはステンドグラス(ラベンダー畑をモチーフにしたもの)が設置されているので是非確認してみてください。


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ファーム富田はラベンダーシーズンは様々なところで物販や飲食物が販売されています。

せっかくなのでラベンダーソフトを購入してみました。ラベンダー味とは何だろうと思っていましたが感覚的には色の付いた牛乳ソフトです。ラベンダーカルピスも頼んでみましたが色以外は普通のカルピスという印象です。

 

「蒸留の舎」はラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための、日本で唯一の蒸留工場です。ラベンダーの刈り取りの時期ですのでずっと作業をしていました。

 

ラベンダーシーズンに訪れたファーム富田の状況は以上の通りですが、合わせて8月に訪れた時の様子を紹介しておきます。

ラベンダーシーズン以外もファーム富田では花々を楽しむことが出来ます。

 

晴れていれば花人の舎の2階の展望スペースから十勝岳連邦を眺めることができます。

花の舎の展望デッキから花人の畑と十勝岳連邦を望むことができます。ラベンダーシーズンよりも後の時期の方がこちらはきれいかもしれません。

紫色なのはサルビアであってラベンダーではないのでご注意ください。

 

グリーンハウス側から花人の畑を眺めると花と花人の舎の画が映えますね。

 

ラベンダーシーズン以外は、ファーム富田の訪問者が減るため物販スペースは花人の舎周辺のみになり、ひっそりとした雰囲気になります。活気のあるラベンダーシーズンとは異なりますので両方を体験してみてください。

 

(とみたメロンハウス)

ファーム富田の隣には、「とみたメロンハウス」という富良野メロンのテーマパークがあります。

こちらはファーム富田と全くの無関係ですが、メロンを使ったオリジナルスイーツや軽食があるので立ち寄ってみてもいいと思います。なお、とみたメロンハウス前の駐車場は町営の駐車場なのでここに停めてファーム富田に行くことも可能です。

メロンスムージーを買ってみましたが、メロンの甘味で美味しかったです。とみたメロンハウスで購入した飲食物はファーム富田内への持ち込みは禁止ですのでファーム富田を見学した後に寄ったほうが良いと思います。

 

次回は上富良野町のラベンダー畑をご紹介させていただきます。