2021年2回目の函館旅行ではアンジェリック・ボヤージュに行くのが最大の目的でしたが、以前からガイドブックなどで見かけていた「ティーショップ夕日」にもよる時間が確保できました。
以前に2021年春の函館訪問では、津軽海峡を望めるCAFE海と硝子に行きましたが、函館山を挟んで反対側の海を眺められるのがティーショップ夕日になります。
津軽海峡・立待岬を眺められる「CAFE海と硝子」の様子はこちらから
ティーショップ夕日
住所 :北海道函館市船見町25−18
アクセス:市電「函館どつく前」から徒歩30分程度
函館バス船見町から徒歩8分(元町などのベイエリアから43系・9系)
営業時間:2022年水曜日・木曜日が定休日 10時から日没まで
※ 2021年12月14日から冬季休業中のため再開は2022年3月ごろを予定しています。
定休日や営業時間を弾力的に運用しているようなので詳細はこちらご確認ください。
ティーショップ夕日は函館山の麓から函館湾を望むロケーションにあり明治18年に建設された旧函館検疫所をリノベーションして運営している日本茶専門のカフェになります。
(外観)
函館湾側が正面ですが、ティーショップ夕日の入り口は函館山側にあります。
カーナビに行先を登録すると正面へ案内されますが駐車場は函館山側になります。
無料駐車場(8台分)がありますが、駐車場から階段とスロープがありバリアフリーになっています。
ピンク色の建物なので目立つような印象ですが、寺町通り(?)からは見えないので車で通りすぎないように注意する必要があります。
(店内の様子)
店内は海側の席が4席とそれ以外の席が4席があります。
海側の席が埋まっている場合には内側の席に案内してくれますが、空いた時点で海側の席に移動することが出来ます。
3組が入る内側の部屋の様子。ここから遠いですが海を眺めることが出来ます。
内側から眺める函館湾の様子も趣があります。
こちらは個室になっています。古い家具や雑貨などが置いてあり、眺めていて楽しい。
調理場前の通路に函館検疫所の看板がありました。
入口から海側へ真っすぐ通路があります。途中にアンティーク(?)として小物が置かれています。
また、寒さ対策としてミニカイロが無料で提供されており、店主の気配りと優しさを感じました。
(眺め)
海側の席からは、函館湾と渡島半島を望むことが出来ます。このときは青函フェリーがちょうど横切っていきました。
真っすぐ向かいに夕日が沈むのですが、夕日が海に沈むわけではないので誤解なく。
(日本茶セット)
メニューは、日本茶(煎茶・玉露・抹茶など)とお団子、おしるこのみになります。
ティーショップ夕日は、函館湾を望みながらゆったりとした時間に日本茶を楽しむことがコンセプトになるため食事メニューはありませんのでご注意ください。
一つは煎茶を頼みました。
煎茶は1杯目は注いだ状態で提供されますが、2杯目以降は、自分でお湯のポットから入れる形になります。
お茶の美味しい入れ方を教えてくれますが、
- 湯冷ましで湯気が出ない状態にお湯を冷ます。
- 急須に入れたら急須を回してお茶の葉とお湯を混ぜる。
- 急須のお茶は一滴残らず茶飲みに注ぎ込む
という手順になります。お茶は最後の一滴が美味しいとのことでした。
普段煎茶をほとんど飲まないのですが、美味しく出汁(?)のような味がしておりお茶なんですがお腹いっぱいになります。
相方がおだんごが食べたいとのことでお団子にしました。
こちらはこしあんとみたらしの2種類の御団子に漬物とほうじ茶がセットになります。
米粉なので普段食べる御団子とは異なる触感ですが美味しかったです。
美味しい日本茶を飲みながらゆったりとした時間を過ごすと贅沢で素晴らしい経験をすることが可能なので、余裕をもって函館を訪れた際には再度立ち寄りたいと思います。
短時間でお茶をしたいという希望だと合わないので、訪問するときには時間に余裕をもっていってほしいと思います。