函館山東側の谷地頭エリアには函館ベイエリアから一番近い「谷地頭温泉」があります。
2021年春に函館を訪問した際には、寄ることが出来ませんでしたが秋に再訪した際に訪問してきました。
谷地頭エリアは五稜郭やベイエリアと比べると地味な印象がありますが、お洒落なカフェや公園など函館の魅力があります。
津軽海峡を望むお洒落カフェ「CAFE 海と硝子」の様子はこちらから
谷地頭エリアにある函館公園・函館八幡宮の様子はこちらから
谷地頭温泉
住所 :北海道函館市谷地頭町20−7 谷地頭温泉
アクセス:市電谷地頭駅徒歩5分(無料駐車場有)
谷地頭温泉は、1953年に開業した函館市営谷地頭温泉が前身で、2013年に民営化され公衆浴場として運営されています。
(正面)
もともと市営だった名残からかうっすら「市営」の文字を読み取ることが出来ます。
建物に入ると正面に券売機があり、右手が入浴などの受付、左手が食堂になっていますが券売機は共通仕様になっています。
入浴料は大人430円、子供140円になりますが、タオルやせっけんなどは持参する必要がありますが購入することもできます。
券売機で間違えてボタンを押してしまったので受付で返金してもらいました。
地元の人が多いのか回数券を利用している人が多かったです。
食堂もにぎわっていました。
かけそば400円、天丼630円と比較的リーズナブルですし、地元の方々が談笑されていました。
浴槽は2階にあるので階段を上がります。施設は年期が入っているので昔に出かけた地元の温泉施設みたいな感じです。
牛乳石鹸の暖簾がかかっていました。
(浴室内の様子)
※ 浴室内の写真は函館市観光情報はこらぶの写真(リンク)をお借りしています。
内風呂と外風呂とで構成されていますが、外風呂は函館市の史跡である五稜郭を形どった星形になっています。
谷地頭温泉は茶褐色の鉄分を含んだ赤湯のため、鉄がサビたようなにおいがします。
また、浴槽は43.5℃・42.0℃・40℃と全体的に熱めなので長湯すると湯あたりする可能性がありそうです。
(2階休憩スペース)
2階にも休憩スペースがあります。
自動販売機があるので汗をかいた後の炭酸飲料が美味しい(ミルクではありません)。
2階の休憩スペースから外を眺めてみました。この時間は雨がぱらついていたので眺めが良いとは言えませんが、晴れていれば函館山が綺麗に見えるはずです。
谷地頭温泉は、ベイエリアや五稜郭などの主要な観光地から離れているため地元密着の古きよき雰囲気です。
函館の温泉地といえば湯の川温泉が有名です。
こちらはマイナーですが土方歳三なども入ったという赤湯が体験できます。また、温泉施設の営業時間が6時から21時までと長いので、函館八幡宮や函館公園などの谷地頭エリアを散策に合わせて寄ることも可能なので便利だなとも思いました。
また、函館を訪問した時に立ち寄りたいと思います。