北海道・東北と桜の名所が多くあります。
仕事柄タイミングが合わず、なかなか訪問する機会がなかったのですが4月末に休みが取れたので「松前」の桜祭りに行っていました。
【松前さくらまつりの概要】
【開催期間】2021年4月24日(土)~5月9日(日)
【開催場所】松前公園内
【住所】北海道松前郡松前町松城
【交通アクセス】JR/道南いさりび鉄道木古内駅からバスで約1時間30分
レンタカーで函館から2時間30分程度
【松前の桜について】
北海道においては、ソメイヨシノなどは自生していないのですが、江戸時代に本州から渡ってきた人が持ち込み植えています。松前の桜は、現在は250種1万本の桜を見ることができます。早咲きの桜は4月下が見頃ですが遅咲きの桜は5月下旬まで楽しむことが出来ます。
松前さくらまつりは
- 松前城周辺
- 松前藩屋敷
- 松前公園
の3つのエリアで構成されています。
駐車場は、松前城駐車場・松前藩屋敷周辺・松前町役場の3か所になります。
松前さくらまつりのうち、今回は松前城周辺を取り上げたいと思います。
【松前城(福山城)】
松前城は、嘉永3年に着工、安政元年に完成した、最後の日本式城郭になります。天守閣は昭和24年に火事で焼失しており、現在は鉄筋コンクリートで再建され資料館となっています。
(海側から松前城までの経路)
駐車場の場所が分からず結局道の駅に停めさせていただきましたので城下通から徒歩で松前城を目指しました。
写真はありませんが、松前城のあたりは遠くから見てもピンク色で染まっていました。
通路の左右に南殿(なでん)という八重桜が多数植えられています。
松前城とピンク色のさくら、青い空のコントラストが綺麗です。
この日の天気は曇りでしたが一時的に晴れました。
(松前城天守閣入口)
松前城天守閣は資料館になっており、天守閣への入場料は360円になります。松前藩屋敷・天守閣の共通入場券だと620円と少しお得です。
(天守閣からの眺め)
天守閣から津軽海峡を眺めることが出来ます。この時間帯は晴れていましたので海もきれいに見えました。
(松前城の撮影スポット)
天守閣前に写真撮影スポットが準備されています。
お城を背にして写真撮影をすることも可能です。それほど大きいお城ではないので写真撮影にはぴったりです。
遠目には満開ですが、近寄ると一部葉桜になっています。
(本丸御門)
松前城は明治時代の破壊と火災により、建築当時の建造物はほとんど残っておらず、遠目に見える本丸御門は唯一の遺構です。
(松前城と桜)
公式ページなどでも取り上げられている構図はこの場所。松前城天守閣入口を通り過ぎて花守の裏側の池(?)あたりから撮影しています。
さくらまつりということで、松前公園内の広場に屋台が出ていたのでそちらから。
写真はありませんが、松前名物の岩のりを使った海苔段々を頂きました。
松前役場へ降りていく道あたりから撮影しました。
従来であれば4月末なので南殿やソメイヨシノが満開手前のはずなのですが、2021年は暖かいため満開を過ぎていました。
開花日は自然に左右されるので仕方がないのですが、来年以降訪問される方が満開の時期に訪れられるといいなと思います。