函館・松前エリアに桜をめぐりましたが、函館郊外、函館空港近くのトラピスチヌ修道院も桜の名所です。
ラッキーピエロ戸倉店に寄ったのちに
トラピスチヌ修道院
場所 : 函館市上湯川町346
アクセス:函館空港から車で10分程度、函館駅まで30分程度
(駐車場は有料駐車場があります。)
函館駅からはバスも出ているので、レンタカーがない場合には路線バスで行くことも可能です。
トラピスチヌ修道院は、1898年にフランスの修道院から訪れた8名の修道女により設けられました。日本最初の修道院になります。
(入口の看板)
(正門)
トラピスチヌ修道院は丘の上にあるため坂を上ることになります。
正門から入って最初にあるのは、聖ミカエルの像になります。
こちらは函館の町が太平洋戦争の戦火から守られたお礼として戦後に建てられたものになり、現在は2代目の像になります。
なお、聖ミカエルは、日本にキリスト教を伝えたとされるイエズス会のフランシスコザビエルが日本の守護者に定めたとされています。
左手には「旅人の聖堂」という訪問者が祈りをささげる場所があります。
オルガンと壁画ががあるとのことですが、残念なことにこの日は中を見学することが出来ませんでした。
聖マリア像がありますが、両手を広げて微笑みを浮かべていることから「慈しみの聖母像」と呼ばれているそうです。
ルルドや修道院は階段を上った奥にあります。
桜の木が多いので写真以上に実物は絶景です。
階段の途中から前庭を撮影してみました。
ルルドの洞があるのですが、西洋式と日本の樹木など雰囲気が混じっており不思議な景色です。
一番上まで登ると聖テレジアの像のある広場になり、その先の大きな建物が、トラピスチヌ修道院の聖堂と司祭館になります。
聖堂と司祭館側には桜の木はありませんでした。
当然のことながら修道院の聖堂には入れませんのでご注意下さい。
聖テレジアの像のある広場からは、晴れていれば函館の街並みや函館山まで一望できますが、残念ながらこの日は曇り気味の天気でした。
それでも前庭を見下ろすと桜の素晴らしい眺めでした。
聖ミカエル像の右手には売店と資料館があります。
資料館では、トラピスチヌ修道院の歴史が分かります。昔、この場所に建てた人は立派だよねと相方と会話しました。
売店では、トラピスチヌ修道院名物のマダレナ(マドレーヌ)とクッキーが売られています。この日は到着日でしたので購入を断念して次の目的地である五稜郭に行くことにしました。