最近は買った本を積むだけになってますが、やっと先月のビジネス法務を読み終えました。
2017年4月号の特集は労働時間とビジネス著作権でした。
労働時間はビジネスロージャーナルでも同じタイミングで取り上げられるなどホットトピックスです。
少し前までは未払残業が労働時間の主戦場でしたが現在は長時間残業自体が問題になるなど流れが大きく変化しています。
労働時間が社内で長い方の私が労働時間を考えるのはある意味シュールな感じです。
他方でDeNAのWelqから波及した著作権の問題は仮に遵守していてもIT系の各社は悩ましいところではないでしょうか。
Welq問題以前からWebメディアに関する権利侵害の問い合わせはありましたが、著作権の保護対象ではないアイディアに関する権利侵害の問い合わせが増えています。
具体的な申出があると今は全件チェックするのですがアイディアベースの申出が多く記事を比較すると全く違うなど対応に悩ましいこともあります。
いずれにせよ両者ともにレピュテーションリスクを孕むので今後とも要注意になります。
ビジネス法務は最近労働法関連の記事が多いですね。