インターネットサービスを提供する企業で働いています。
多くのWebサイト運営しその大半を内製していたため以前はあまり外注がありませんでしたが 事業拡大に伴い内部ではリソースが足りず外注する事も多くなってきたので読んでみました。
前半をWebのディレクターをされている高木さんがWeb業界でよくあるトラブル事例の裏側で何が起きているのか、後半を弁護士の藤井先生がトラブル事例に法律家の視点で解説しています。
前半部分はトラブル事例の裏側で何がおきているのか知る事ができたという点では発注者として事前に対応する必要がある事について学ぶ事ができなかなか面白い内容となっています。
後半部分の法律家の視点については要するに契約書に書いていない事は意味を持ちませんという事を繰り返し言っておられるのみと感じました。
私も契約周りを5年近く見ているので、1度だけWeb作成をする中小企業としては間違っていないです。
ただ現実的に多数のWebサイト作成する企業としては契約で細かく定めても揉める時は揉めるというのも事実と認識しています。
結局はどれだけ担当者が見極められるかにかかっているのでしょうか。
Web業界 発注制作の教科書 Textbook for order production Web industry
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