RKの備忘録

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【映画】「ダンケルク」(公開:2017年 監督:クリストファー・ノーラン)を鑑賞しました。

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今年も昨年に引き続き香港に出かけてきましたが、帰りの飛行機の中で見損ねていた「ダンケルク」がやっていたので鑑賞しておきました。

昨年は、この枠で「君の名は。」を鑑賞したので夏ぐらいに日本でやっている映画はちょうどこの時期に飛行機の中でみられるようです。

 【基礎情報】

作品名「ダンケルク」(原題「Dunkirk」)

公開:2017年9月9日

ストーリー:

第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。監督は『インセプション』などのクリストファー・ノーラン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのトム・ハーディ、『プルートで朝食を』などのキリアン・マーフィ、『ヘンリー五世』などのケネス・ブラナーらが出演。圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、極限状況下に置かれた者たちのドラマに引き込まれる。

解説・あらすじ - ダンケルク - 作品 - Yahoo!映画

 

【感想(ネタばれあり)】

第二次世界大戦ダンケルクからの撤退戦という史実をベースになっていますが特徴として登場人物のバックボーンが語られるなどのヒューマンドラマ的な要素は一切ありません。

撤退戦という事実が、ダンケルクから撤退しようとする陸軍の兵士・戦闘機のパイロット・遊覧船の関係者の視点で淡々と進んでいきます。

ダンケルクからイギリスへ戻るため救助船に乗ろうとする兵士、救助船がドイツ軍の攻撃により沈められ逃げ出そうとする兵士、船が沈められたことから直ぐに海に飛び込めるような位置にいようとする兵士など映像が淡々と流れていきます。

ただ、その中で一人でも多くの同胞を祖国へ帰したいという戦闘機のパイロットや遊覧船の操舵者など想いは言葉がなくてもちゃんと伝わりました。

言葉ではなく映像で戦争映画を丁寧に作成されている印象を強く受けました。

 

ダンケルクから戻ってきた兵士が港で褒められたことに疑問を感じていました。

それに対して褒めていた理由が「生きて帰ってきた」というだったので、これは戦争の本質なのかなぁと思いました。