縁がある岡山県倉敷市児島(下津井)が舞台ということで、三連休初日はレイトショーで公開開始日に「ひるね姫~知らないワタシの物語~」を鑑賞してきました。
若干ネタバレもありますが感想を掲載しておきます。
ひるね姫~知らないワタシの物語~
(ストーリー)
岡山県倉敷市で父親と暮らしをしている女子高生の主人公ココネが東京オリンピックの開会式3日前に父親が逮捕され東京へ連行されたことから、解決するために東京へ向かう。
ココネが眠ると見る夢が現実とつながっていて起きている事態を解決するために大きなカギを握っている。
(感想・ネタバレを含む)
・ラブストーリーとうたわれていますが完全にSFになります。
・舞台が倉敷児島といううたい文句だでしたが、最初と最後だけで児島だった意味がよく分からない。
・昼寝するとココネが夢を見てそれをもとに行動するというのではなく、夢の間に勝手に物語が進んでいる。
坂出から大阪への移動は自動運転だからわかりますが、東京お台場についてから最後のシーンの手前まではほとんど夢の中です。
・夢と現実がミックスしすぎて最後の方はよくわからない。ココネが夢が自分の物語ではなく母の物語ということに気が付いたからなのかもしれませんが。
・伏線ではなく設定に単なる突っ込みどころが多い。映画自体にメッセージ性がないので単にストーリーとして楽しめるかどうかが全て。
タブレットのみに自動運転のプログラムのプロトタイプがあるという設定ですが、普通に考えて日常利用しているタブレットに保存するのは不自然。
羽田空港はプライベートジェットの発着を認めていないので、高松空港からプライベートジェットだと成田空港にしか行けません(というより、フライト許可を取るのに時間がかかるので定期便の方が早いはずです)。
まあ、テレビCMの感じだと、もうメッセージ性があったりと少し難しい映画なのかなぁと思っていましたが、単純な分だけ難しいことを考えずに見れば楽しめはしました。
売り方的には「君の名は。」を真似た感じですが、映画のストーリーやメッセージ性がないのでそこまでの大人にはあまり向かないかもしれないですね。
「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」スタンダード・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2017/09/13
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (1件) を見る