毎月定期購読しているビジネスロージャーナルを読みました・
今月は毎年この時期に取り上げている「2016年法務の重要課題」というのがメインの特集になります。
①2016年のトピックス、②組織マネジメントの課題、③顧問弁護士との課題と三つのテーマの後に各社の注目点を取り上げています。
このうち②で感じたこととして、採用についての部分があります。
所属企業でも募集を出していますし、面接もしていますが、法務部門は企業によってやっていることが異なるため、ベンチャーでなんでも屋の法務部門だと中途採用が難しい・・・。
また、顧問弁護士との関係も難しい課題です。
日々の契約を見てもらうわけではなく、プロジェクト単位の依頼が多いので月々の固定費用のメリットがあまり感じない(顧問先の先生方の仕事には満足しています)。
BtoBの企業で全ての契約を確認してもらうわけではないですし、費用対効果という面もあり全く使わないのももったいないので、プロジェクトがないときに今年も顧問弁護士に何をお願いするのかは悩ましい問題です。
個人的には「新しいタイプの商標」に関する記事の方が参考になったのは秘密です。
ビジネスロージャーナルは実質的に一人で法務を担当していると他社事例や他社が考えていることが分かるので有益な雑誌です。
ただ、本当にそこまでやっているのと思うところもあったりしますが、外向きの発表は若干盛りますからね。
Business Law Journal 2016年 03 月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン
- 発売日: 2016/01/21
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る